WordPressの固定ページとパーマリンク設定
WordPressでは、パーマリンク設定を行うことで、あたかも投稿記事が静的ページのようにみせることができます。(画面右下の[設定]-[パーマリンク設定]-カスタム構造)
例えば、
/%category%/%post_id%.html
のように設定すれば、
/カテゴリ名(略称)/記事(投稿)番号.html
のようにURLを指定できます。いかにも静的ページのように見えますね。
パーマリンクのパラメータ
パーマリンクで指定できるパラメータの種類は、以下のとおりです。
- %year%
- 投稿年・4桁 (例)
2004
- %monthnum%
- 投稿月 (例)
05
- %day%
- 投稿日 (例)
28
- %hour%
- 投稿時刻の「時」 (例)
15
- %minute%
- 分 (例)
43
- %second%
- 秒 (例)
33
- %postname%
- サニタイズされた投稿タイトル(投稿スラッグ)。タイトル「This Is A Great Post!」だったら URI は「
this-is-a-great-post
」になります。 - %post_id%
- 投稿の一意な ID 番号(例)
423
- %category%
- サニタイズされたカテゴリー名(カテゴリースラッグ)。入れ子であるサブカテゴリは、URI でも入れ子のディレクトリとして表されます。
- %tag%
- サニタイズされたタグ名(タグスラッグ)。
- %author%
- サニタイズされた著者名
先に示したように、
/%category%/%post_id%.html
は、
/カテゴリ名(略称)/記事(投稿)番号.html
と解釈されます。
もし、以下のような記事を投稿したとしましょう。
- カテゴリ名
- サンプルカテゴリー
- カテゴリスラッグ名
- sample_category
- 投稿タイトル
- サンプル記事
- 投稿ID
- 123
その時のURLは、以下のようになるでしょう。
- http://www.example.com/sample_category/123.html
この設定で、ほとんどの場合は、うまくいきますが、固定ページでは、うまくいかないことがあります。
これは、固定ページでは、パーマリンク設定を上記のようにカスタム設定を行った場合に、タイトル名がパーマリンクのアドレスで設定されるためです。
日本語のタイトルを設定した場合、日本語名のパーマリンクが作成されてしまいます。
それをそのまま利用した場合、404 Not Foundが表示されてしまいます。
この回避策は、いたって簡単です。
その固定ページのパーマリンクのアドレスの日本語部分を英数字へ変更すると、うまくいきます。
なんだか、バグっぽいですね。
一般的な英数字のパーマリンク設定
さて、通常のWEBサイトは、ほとんどの場合、英数字で表現されることが多いと思います。
また、日本語URLの指定もできなくないのですが、検索表示などで、一部、そのURLはエンコードされて表現されたりしますので、見づらいこともあります。
では、一般的な英数字のパーマリンク設定は、どのようにすれば良いでしょう。
WordPressでは、これも簡単にできます。
パーマリンクの設定は、以下のように投稿タイトルを用います。
/%category%/%postname%.html
このままでは、記事(投稿)のタイトルに日本語を用いた場合、日本語のURLになってしまいます。
そこで、記事(投稿)のスラッグを用います。(Wordpress2.8以降では、記事(投稿)のスラッグが分かりにくいように思います。)
設定個所は、記事(投稿)の編集画面で、単純にパーマリンクの設定で英数字で指定するだけです。
スラッグは、WEBサーバーの知識がおありの方には、エイリアスという表現が分かり易いと思います。
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