営利団体の無料(フリー)ソフトの意味
営利団体の無料(フリー)ソフトの意味を、よく考えます。
GNUみたいな純粋なフリーソフトと違い、営利団体(会社)のフリーソフトは、当然、何かしら、営利のための手段で無料(フリー)にしている・・ということを考えます。
それは、「ビジネスモデル」という言葉に集約されるのかもしれません。
要は、お金をどこで回収するか・・・なのですよね・・・。
営利団体(会社)である以上は、どこかで、収益をあげなければ、食べていけないのですから、そこは、シビアに考えないといけませんね。
これが、最近は、特に難しくなってきていると思うのです。
AdobeのAcrobatなどを良く例に挙げる方がおられますが、これは、稀なケースだと思っています。
記事で取り上げた
PDF-XCHANGE VIEWER
Sib Icon Editor
などは、Acrobatなどの戦略とは異なります。
PDF-XCHANGE VIEWERは、シェアウェアである上位ソフトの宣伝のための無料(フリー)ソフトですし、Sib Icon Editorは、有料アイコンの販売広告のための無料(フリー)ソフトだと捕らえることもできると思います。
このような広告(アフィリエイト)ソフト?みたいなのが、最近の無料(フリー)ソフトの主流なのでしょうね。
(どれだけの効果があるのかは、わかりませんが・・。)
無料(フリー)ソフトで公開することは、認知度を上げる上で、一つの重要な選択肢となります。
しかし、そこで収益を上げることは、別の次元で考えておく必要がありますね。ん?、難しい。
オープンソースでの世界では、例えば、RedHatやMySQLのようなやり方もあります。(それぞれのやり方は異なりますが)
いろいろと、学ぶ事が多いですね。
もし、無料(フリー)ソフトを作成しようと思われている会社があるなら、「無料(フリー)ソフトを公開していて、それでいて、収益が上がっている会社がどれだけあるか」を、よくよく、調べる必要があると思いますね。
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