数学ガールのコミック版が出た

概要 :
今回の記事は、本の紹介です。あまり、このサイトで本の紹介はしていません。(技術に沿った本を広告として載せているぐらいです)
これから、少しずつ、良い本を、紹介できればと思います。
今回は、「数学ガール」という本の紹介をしたいと思います。
「数学ガール」って何?
「数学ガール」は、小説の形式をとった高校の数学の本?です。
その小説が、まんが(コミック)として本になった(もう昔?筆者は、最近知りました)のが、以下の本です。

数学ガール 下 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

数学ガール 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
内容は、
三人の高校生が数学にチャレンジする楽しい読み物です。才媛ミルカさん、元気少女テトラちゃん、それに「僕」の三人が放課後の図書室で…教室で…喫茶店で、学校の数学とはひとあじ違う数学に挑戦します。数学的内容はいたって真面目、きわめて真剣です。
というのが著者のコメントです。
確かに、上記のとおりの内容で、高校レベルの数学がベースです。筆者にとっては、昔の教科書とノートと鉛筆をそろえて読み替えしました。
筆者にとって、頭の体操というより、昔を思い出す作業が大変だったです。
おおもとは、WEBで公開された
数学ガール ミルカさんシリーズです。
WEB版は、散々としていますが、書籍版はきれいにまとまっています。
この本の著者である「結城浩」さんは、プログラマでは、(超?)有名な方です。
(このサイトを見ておられる方は、たぶん、ほとんどご存じなのではないでしょうか。この本についても)
「結城浩」さんは、いろいろなプログラミングの著書があります。(検索するとすぐにでてきます。)
この方の文章は、プログラミングの本とは思えないぐらい柔らかさがあって、読みやすい文章です。
だんだん、マニアックになってくると物足りなさを感じることもありますが、非常に的を得た、簡潔でわかりやすい本ばかりです。
これだけわかりやすく書けるというのは、それだけ理解が深いということだと思います。著者の賢さがにじみ出ている感じがします。
まだまだ、筆者は遠く及ばない彼方の人ですが、少しでも近づけるよう頑張りたいものです。
さて、今回は、その著者の「数学ガール」(小説)のコミック版のです。
絵の好き好きはありますが、より頭に入り易いのではないでしょうか。一度、手に取られるのも良いかと思います。
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