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Anti Adblock Scriptを使ってみた

公開日| 2015年07月03日 | 4 のコメントがあります。
Adblock Plus

最近では、ウェブページの広告を非表示にする広告ブロック プラグインが出回っています。

確かに、うっとしいぐらい広告が表示されるサイトも多いですし、いきなり動画が動き出す広告などは、やっぱり、ページを見ようとする側からすれば、邪魔ですよね。 そういうこともあって、徐々に利用者も増えてきているようです。(2014.12の調べでは、全体の5%前後が利用しているというデータもあります。)

ただ、これは Googleさん にとっても問題ですし、広告収入によってサイト運営をしている個人や法人にとっても死活問題です。

そこで出てきたのが、Anti Adblock Script です。

これは、広告ブロック プラグインで有名な、Adblock Plus を利用している訪問者をブロックしてしまうというスクリプトになります。

今回は、このAnti Adblock Script の使い方を簡単に解説してみます。

Adblock Plus は、
ウェブページ上の広告を非表示にすることで、ページの表示速度を向上させ、広告のないより見やすページを自動的に表示するウェブブラウザのプラグインソフトです。
ただ、昨今では、Adblock Plusが有料にて一部の広告の非ブロック化を図ったことで、デフォルトで表示される広告が増えた上に、表示速度が遅くなっていると言われています。 Adblock Plus が有名かつユーザが多いのは確かですが、µBlockなどの新しい広告ブロック プラグインソフトが出てきて有料にて一部の広告非ブロック化のビジネスモデルも崩壊しつつあるのかもしれません。

Anti Adblock Script をインストールする

  1. Anti Adblock Script の最新版を入手する

    最新版は、http://antiblock.org/?p=script から、入手することができます。

    Anti Adblock Script Download
    1. 画面中部の "Settings" の各項目を設定します。

      ほとんどデフォルトのままでOKのはずですが、必要に応じて設定するようにします。

      • HTML version / PHP Version

        HTMLのみの埋め込み形式か、PHPを含む埋め込み形式かを選択します。
        一般的には、Wordpressのように PHPベースの CMS を利用されている方は、PHP が良いかと思います。

      • Javascript while visitors presuppose (against NOSCRIPT)

        Javascript を無効にしている訪問者に noscript タグを使って通知するか?

      • Visitors can the anti-blocking message after 10 Close seconds (0 = immediately)

        指定秒後に、訪問者が anti-blocking メッセージを閉じることができるようにするか?(0を指定した場合は、直ちに可能となる)

      • Check whether HTML elements with the following IDs were hidden:

        以下のIDのHTMLが隠されているかチェックする。

      • Check whether images can be loaded with the following link constituents:

        画像が、以下のリンク構成要素とともにロードされてることができるかをチェックする。

      • Check the existence of variables (If "adscale == undefined" then message):

        変数の存在をチェックする("adscale == undefined"の場合のメッセージ)。

      • Check whether scripts can be loaded (Sets "google_ad_client = undefined" so that "http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" is not running.):

        ("http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"が実行していないような場合に "google_ad_client = undefined"をセットする)スクリプトがロードされてることができるかをチェックする。

    2. 画面下部の "Update code" ボタンをクリックします。
    3. 最後に、画面上部のテキストエリアのコピーします。(必要に応じてテキストファイルなどに保存します。)

  2. Anti Adblock Script を有効にしたいページに埋め込む

    先にコピーしたコードを Anti Adblock Script を有効にしたいページの bodyタグの間に 埋め込みます。

    <html>
    ...
    <body>
    ...
    <!--bodyタグの間に埋め込む-->
    <style>....</style>...<script>...</script>
    ...
    </body>
    </html>

    これだけです。
    WonrdpressなどのCMSを利用している場合で、全ページ有効にしたい時は、header.php あるいは footer.php などに埋め込めば良いでしょう。


  3. Anti Adblock Script を有効にしたいページを確認してみる

    最後にAnti Adblock Script を有効にしたいページを確認してみましょう。
    通常の場合、Adblock Plusを有効にした場合、JavaScriptを無効にした場合で、それぞれ確認してみましょう。

    以下は、Anti Adblock Script サイトの デモページ を表示した様子です。
    Adblock Plusを有効になっている場合だけでなく、Anti Adblock Script が動かせない状態(JavaScriptが無効)でも以下のようにマスク表示されページが見れなくなります。


    • 通常の状態でページを見た場合
      Anti Adblock Script デモページ
    • Adblock Plusを有効にしてページを見た場合
      Anti Adblock Script デモページ Adblock Plusを使っている場合
    • JavaScriptを無効にしてページを見た場合
      Anti Adblock Script デモページ  JavaScriptを無効にしている場合

    上記のように Adblock Plusを有効にした場合、JavaScriptを無効にした場合では、画面が見えなくなれば正しく動作しているでしょう。



Anti Adblock Script を使ってみた結果

このサイトでもわずかながら広告収入を得ていまして、 実際に このサイトでも Anti Adblock Script をインストールして運用してみました。

2015 年の2月前後から運用を始めて、6月末まで運用してみました。 その時のこのサイトへのセッションをグラフ化したものが以下のグラフになります。

セッション グラフ

以下は、Anti Adblock Script を利用せずに運用していた別のサイトのセッションをグラフ化したものになります。

セッション グラフ

上記2つのグラフを合成したものが、以下のグラフになります。

セッション グラフ

両サイトともに、全体的に4月あたりを中心にアクセス数は減っていますが、Anti Adblock Script を使っても使わなくても、極端な変化は、ここでは見れないようです。

このグラフだけを見ると、Anti Adblock Script を使っても良いのかなぁと思わなくもないです。

ただ、先のデモページで真っ白な画面を見た方々には、かなり評判は悪いみたいです。
以下は、かなり悪い印象を持たれた方のこのサイトへのはてなブックマークのコメントです。


はてなブックマーク

まさか、 マルウェア?とまで言われてます・・・。 (トホホ・・)

確かに、真っ白な画面にポツンと文字だけが表示されると、かなり、インパクトが強いですし、あまり詳しくない方には、ウィルス?なんて思わる方もいるかもしれません。
(追記:いただいたコメントのように、昨今、広告に仕組まれたマルウェアもあるので、「広告を表示して」という Anti Adblock Script の動作が逆に疑われるという面もあるのかもしれません。)

このように思われるぐらいなら、わざわざ、Anti Adblock Script を使わなくても良いのかなぁと思います。


先にも書きましたが、Anti Adblock Script を使用すると、Adblock Plusを利用している訪問者に対して、かなり印象が悪いようです。 さらに、セキュリティ上、JavaScriptを無効にしている訪問者にも、かなり印象が悪いようです。

さらには、最近では、Anti Adblock Script をさらに無効にする Disable Anti-Adblock というプラグインなども出回っていて、Anti Adblock Script が 必ずしも有効だとは言えないことも確かです。

ですので、そこまで無理して Anti Adblock Script をインストールすべきかは、難しいところだと思います。 (このサイトは、おおよそデータが取れたので、2015年7月に解除しました。)

結局、ここら辺は、いたちごっこなんでしょうね。
ただ、Googleさんとしては、ビジネスモデルの崩壊にもつながりかねない問題なので、いずれ、なにがしかの対策がなされていくのだろうとは思います。

それから、当たり前ですが、このサイトは、実験的なサイトなのでいろんなことを試したりしますが、 訪問者の方々にご迷惑がかかるようなことはございませんのでご心配なきようよろしくお願い申し上げます。
ご利用のブラウザは、広告ブロック(AdBlockなど) が適用となっていませんか?
このサイトでは、コンテンツの一部が非表示、あるいは、コメント、お問い合わせの投稿ができない検索ができないことがあります。

コメント

4 のコメントがあります。 “Anti Adblock Scriptを使ってみた”


  1. Nexus
    2015年07月04日 @ 15:19:16

    AdBlock利用者が増えているのは、何も「コンテンツと広告が見分けの付かない」状態等で使いづらい等だけではない。

    最大の問題は、「広告のモラルハザード」だと考える。
    これは、以前ニコニコ動画で発生したように広告からマルウェアをインストールさせようというような悪者の動きがあって、「大手の広告配信システムですら危険」という現状がAdBlock利用者に動機を提供している。

    私の場合、YouTubeで「Windowsにエラーが」という有名なマルウェア広告を確認したこともある。Linuxを利用しているのに「Windowsのエラーが」である。
    当然アドウェアを入れて更に環境が悪化することもあり、悲惨な状況になったPCの環境を戻す作業は1日がかりなんてことも(実体験)。あいつら普通に消しても消えない……

    こうなると、「広告=感染源」という扱いになり、「AdBlockを導入してリスクを減らそう!」という動機付けが行われ、AdBlockユーザーが増えるのである。
    こういうユーザーがAdBlockが使わなくなるのは、広告がクリーンになってからであるし、悪いイメージのあるうちはそれでも信用せず解除しないだろう。失われた信頼を取り戻すことは容易ではない。

  2. 管理人
    2015年07月04日 @ 15:42:08

    Nexus さん

    貴重なコメントありがとうございます、管理人です。
    本当にそうですね、なんでもありになっている現状は嘆かわしい限りです。
    ただ、広告があるから、ほぼ無料で有益な情報を参照することができたり、YouTubeを見ることができることも事実でして、AdBlock利用者が増えれば増えるほど、その良い面の環境を無くす方向へ行く確率も高くなることも事実だと思います。

    Nexus さんのように「広告のモラルハザード」がなければ、広告表示していても問題ないよ・・という良心的な方々と如何に共存していくのか、やっぱり、難しい問題ですよね。

  3. NoiR
    2015年07月31日 @ 11:55:39

    有益な情報ありがとうございます。
    Anti AdBlockの情報を探していたら、Anti AdBlockを無効にするための方法を解説するは●なのブログに行き着いて、記事の最後にAdsense広告が貼ってあり複雑な気分になりました。無料で使える自治体の図書館に脱税の方法の本が置いてあるような・・・。

    でも、確かに>1の方が仰るとおり(広告→Webサイトの流れを含めて)悪意のある広告や、必要以上に目立って本サイトの快適な閲覧を邪魔する広告、空気を読まないターゲティング広告など、印象の悪い広告が蔓延していることも事実ですね。

    結局Googleさんをはじめとした広告提供者に、広告の品質管理をもとしっかりして、閲覧者が快適にWebサイトを閲覧できるように取り組んで頂くしかないんですかね。。。

  4. 管理人
    2015年07月31日 @ 13:45:58

    NoiR さん

    コメントありがとうございます、管理人です。
    おっしゃるとおり、現状、日本におけるウェブ広告は、Googleさんが筆頭でしょうから、ある意味、Googleさんを先頭にサイト運営者を含めて、閲覧者が快適にWebサイトを閲覧できるように取り組んで行くという方向性は間違いないだろうとは思います。

    ただ、この問題は根が深いなぁと思っていまして、
    結局、悪意のあるサイトがある以上、そうそう簡単に解決はできないのかもしれませんね。

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