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Sib Icon Editorでオリジナルアイコンを作成する

公開日| 2009年07月19日 | コメントはまだありません。
使ってみましょう
起動は、スタートメニュから、Sib Icon Editorをクリックするか、インストール先のiconeditor.exeを直接起動します。

最初にファイルの関連付けの画面Mが表示されますが、このソフトウェアに.icoなどのファイルの関連付けを行う場合は、それぞれの拡張子を 確認の上、設定を行ってください。
関連付けを行わない場合は、全てのチェックを外してください。

次は、新規ファイル作成のダイアログが表示されますが、必要なら、ここで新規に作成します。既存のアイコンファイルを編集する場合は、キャンセルして、 既存のファイルを開きます(既存ファイルをドロップすると開きます)

以下の画面は、画像ファイルを開いたとき画面イメージです。

英語版


日本語版



では、使い方を簡単に説明するために簡単な32ピクセルのアイコンを作成してみましょう。

新規作成で32ピクセルのアイコンを作成します
"New Icon"ボタン(or [File - New Icon..] menu)をクリックします。

ここで指定するのは、以下の2点です。
  • Size 32x32
  • True Color + Alpha(32bit)


よくある新規ファイル作成のような描いてみましょう

ここで使うのは、通常のペインター系のツールと同じです。
  • Rectangle
  • Line
  • Pen
  • Eraser

などを使って作成します。


シェーディングで中を塗りつぶしてみましょう
"Color Gradient"ボタン(or [Tool - Color Fill - Select Gradient..] menu)をクリックします。

左から光が差している感じのシェーディングで塗りつぶしてみます。

こんな感じです。


続けて影をつけてみましょう
メニュー [Effect - Drop shadow..] をクリックします。

画面のパラメータは、そのままの値で、実行してみましょう。

こんな感じです。


最後に全体をぼかしてみましょう
メニュー [Effect - Opacity..] をクリックします。

画面のパラメータは、"-60"ぐらいを選択します。

こんな感じです。


なんとなく、こんな下手な絵でもアイコンっぽく見えるから不思議ですね。
このツールの機能の豊富さを物語っていると思います。



画面右上のこの部分は、製品のアイコンを販売するサイトと連動しています。
営利団体のフリーソフトウェアなので、ある程度、このようなものがくっついてきます。

例えば、変更したのに保存のボタンが有効にならない、画面の拡大、縮小を行うと残像がデスクトップに残るなどなど、多少のバグはありそうですが、 そのあたりを差し引いても、無料でこれだけの機能が使えるというのは、一度、試すのも悪くないと思います。
また、タブで複数のアイコン(画像)を開けるのも便利です。

以下の関連記事を含めれば、C/C++で、無料のWindows アプリケーションの開発環境が整います。

関連記事: VC++ 2008 Expressを使ってWTLの環境設定とサンプルコンパイル
関連記事: リソースエディタResEditとVC++ 2008 Exp.を連動させる

or

関連記事: VC++ 2008 Expressを使ってQtの環境設定とサンプルコンパイル

もっと、アイコンのデザインについて詳しく知りたい方は、以下の本なども良いと思います。
一度、このようなデザインの本を読んでおくと、アイコンなどの抽象化を行いたいときに、役立つと思います。


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