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Sib Icon Editorでオリジナルアイコンを作成する

公開日| 2009年07月19日 | コメントはまだありません。
概要 :
フリーの開発環境も、随分よくなってきました。今回は、その中でも、アイコンエディタにについて、簡単な紹介をしたいと思います。
いままで、アイコンエディタについては、フリー(無料)のアイコンエディタは、少なく、あっても機能的に満足のいくもではありませんでした。
そこで、今回は、フリーのアイコンエディタで、人気のSib Icon Editorについて簡単に記述したいと思います。

Sib Icon Editorは、4.0までがフリーで、5.0以降は、有償となりますので、注意が必要です。
上記のホームページからのダウンロードは、5.0以降の最新バージョンとなります。これを使うと30日の試用期間の後、使えなくなります。

一応、ダウンロード先は、現在(2009.8.21)時点で、4.0がダウンロードできるところを記載しました。
ダウンロードできなくなっていたら、コメントくださいますと助かります。

ダウンロードしてインストールしてみましょう
先のダウンロード先から、icon-editor.exeをダウンロードします。
正式な日本語への対応は、行われていません。有志者(さよならストレスさんへ謝辞)によって、 一部(完全ではないようです)、日本語化がなされています。
日本語で使いたい方は、先の日本語版のところから、sibiconeditor40_ja.zipもダウンロードしておきましょう。

早速、icon-editor.exeを実行してインストールしましょう。



ここで、I agree with the above terms and conditionsにチェックを入れて、"Next"ボタンをクリックします。




ここで、インストール先を変更する場合のみ、上記に設定して、"Next"ボタンをクリックします。
※ここで、"Next"ボタンをクリックするとインストールが始まります。




この画面が表示されたら、完了です。

日本語化したい場合は、先の日本語版のところからダウンロードしたsibiconeditor40_ja.zipを、 Sib Icon Editorをインストールしたディレクトリ(例)C:\Program Files\Sib Icon Editor)へ、 そのまま解凍すれば良いです。
解凍すると、以下のファイルが作成されます。作成が確認できたら、Sib Icon Editorを再起動してみましょう。
  • iconeditor.JP
  • Readme.txt
Sib Icon Editorをインストールしたディレクトリ(例)C:\Program Files\Sib Icon Editor)にも既にReadme.txtがありますので、 そのまま解凍する場合は、ファイル名などを変えた後、解凍をしましょう。

必ず、Readme.txtは目を通しておきましょう。
免責事項や設定方法、このファイルの取り扱いについて記載されています。うまく動作しない場合などは、このファイルにまず目をとおりましょう。

次に簡単なアイコンを作成して、使い方を説明したいと思います。

もっと、アイコンのデザインについて詳しく知りたい方は、以下の本なども良いと思います。
一度、このようなデザインの本を読んでおくと、アイコンなどの抽象化を行いたいときに、役立つと思います。


SIGN,ICON and PICTOGRAM―記号のデザイン


20世紀のデザイン (アイコン) (タッシェン・アイコンシリーズ)


デザインハンドブック (アイコン) (アイコン・シリーズ)

使ってみましょう
起動は、スタートメニュから、Sib Icon Editorをクリックするか、インストール先のiconeditor.exeを直接起動します。

最初にファイルの関連付けの画面Mが表示されますが、このソフトウェアに.icoなどのファイルの関連付けを行う場合は、それぞれの拡張子を 確認の上、設定を行ってください。
関連付けを行わない場合は、全てのチェックを外してください。

次は、新規ファイル作成のダイアログが表示されますが、必要なら、ここで新規に作成します。既存のアイコンファイルを編集する場合は、キャンセルして、 既存のファイルを開きます(既存ファイルをドロップすると開きます)

以下の画面は、画像ファイルを開いたとき画面イメージです。

英語版


日本語版



では、使い方を簡単に説明するために簡単な32ピクセルのアイコンを作成してみましょう。

新規作成で32ピクセルのアイコンを作成します
"New Icon"ボタン(or [File - New Icon..] menu)をクリックします。

ここで指定するのは、以下の2点です。
  • Size 32x32
  • True Color + Alpha(32bit)


よくある新規ファイル作成のような描いてみましょう

ここで使うのは、通常のペインター系のツールと同じです。
  • Rectangle
  • Line
  • Pen
  • Eraser

などを使って作成します。


シェーディングで中を塗りつぶしてみましょう
"Color Gradient"ボタン(or [Tool - Color Fill - Select Gradient..] menu)をクリックします。

左から光が差している感じのシェーディングで塗りつぶしてみます。

こんな感じです。


続けて影をつけてみましょう
メニュー [Effect - Drop shadow..] をクリックします。

画面のパラメータは、そのままの値で、実行してみましょう。

こんな感じです。


最後に全体をぼかしてみましょう
メニュー [Effect - Opacity..] をクリックします。

画面のパラメータは、"-60"ぐらいを選択します。

こんな感じです。


なんとなく、こんな下手な絵でもアイコンっぽく見えるから不思議ですね。
このツールの機能の豊富さを物語っていると思います。



画面右上のこの部分は、製品のアイコンを販売するサイトと連動しています。
営利団体のフリーソフトウェアなので、ある程度、このようなものがくっついてきます。

例えば、変更したのに保存のボタンが有効にならない、画面の拡大、縮小を行うと残像がデスクトップに残るなどなど、多少のバグはありそうですが、 そのあたりを差し引いても、無料でこれだけの機能が使えるというのは、一度、試すのも悪くないと思います。
また、タブで複数のアイコン(画像)を開けるのも便利です。

以下の関連記事を含めれば、C/C++で、無料のWindows アプリケーションの開発環境が整います。

関連記事: VC++ 2008 Expressを使ってWTLの環境設定とサンプルコンパイル
関連記事: リソースエディタResEditとVC++ 2008 Exp.を連動させる

or

関連記事: VC++ 2008 Expressを使ってQtの環境設定とサンプルコンパイル

もっと、アイコンのデザインについて詳しく知りたい方は、以下の本なども良いと思います。
一度、このようなデザインの本を読んでおくと、アイコンなどの抽象化を行いたいときに、役立つと思います。


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