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今回は、Qtを使ったTuxCards をカスタマイズしたので、公開したいと思います。
TuxCardsとは、
Qt を使った オープンソース(GPL)の、いわゆるアウトラインプロセッサです。
構造化されたツリーに対して、アイデアやメモなどの文書(画像も貼り付けることができます)を管理するソフトウェアです。
この階層化された文書は、1つのHTMLファイルへ変換することもできます。
主にLinuxで使われていましたが、Windows, Macでも動作します。
ただ、バイナリの提供がなかったのと、日本語への対応がないので、Linuxを利用されている方以外での利用は、かなり限定的かもしれません。
そこでは、今回は、このTuxCardsを日本語化、ポータブル化、および、Windows対応バイナリを公開したいと思います。
このソフトウェアは、TuxCards (2.21) をベースに手を加えて、Windows対応にポータブル化を図ったものです。
TuxCards (2.21) がベースではありますが、手を加えているので、もし問題などありましたら、こちらのページのコメントに情報提供いただけましたら幸いです。
なお、本ソフトウェアによる損害など一切について、責任を負いかねますので、あらかじめご了解ください。
適当なディレクトリにコピーするだけですぐに使える、また、そのディレクトリ配下にすべてのファイルが存在すれば、どこにでも持ち運べるようした
オリジナル作者が好き?だったのだろうか、左に表示されていたいわゆるサボテンバーを非表示にした
インストール先の 設定ファイル(.tuxcards)を編集することで、テーマを変更することができます。
ただし、Qt 4.8.6 で利用できるものに限定されるのた、XPのような画面か、Vistaのような画面かいずれかになります。
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WidgetStyle のキーを削除すれば、Qtが独自に判断し、動作しているWindowsに対応したテーマで動作しようとします。
XPのようなテーマにしたい場合は、windowsxpを指定します。
Vistaのようなテーマにしたい場合は、windowsvistaを指定します。
各ツリー情報には、アイコンを指定できるようになっています。
何も指定しない場合は、ブランクとなり、何もアイコンは表示されません。
これを、何も指定しなかった場合のデフォルトのアイコンを指定できるにしました。
また、インストール先の 設定ファイル(.tuxcards)を編集することで、デフォルトのアイコン画像を以下のように変更できます。
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Default_Icon のキーを削除すれば、オリジナルと同じ動作になります。アイコンに何も指定しなければ何も表示されません。 インストール先と同じディレクトリにある画像ファイル(png)であれば、なんでも指定できます。 また、png以外の画像フォーマットを使いたい方は、Qt画像プラグインファイル一式 をダウンロードし、解凍すると gif などの画像も使えるようになります。
このとき、そのディレクトリに自由に書き込みができないと正しく動作しない。 たとえば、C:\Program Iles(x86)\TuxCards\ に解凍しても、そのディレクトリ配下は、管理者権限が必要なので、正しく動作しない。 C:\uty\TuxCards などの適当なディレクトリを作成し、解凍すると良いでしょう。
もし、アイコンにpngファイル以外の画像ファイルを利用したい場合は、qt_images_plugins.zip をダウンロードし、 先のtuxcards_01.zip を解凍したディレクトリに解凍すると良いでしょう。
上記で解凍したディレクトリに tuxcards.exe がありますので、エクスプローラからのダブルクリックなどで起動することができます。
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