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ポータブル TuxCards (日本語版) for Windows 0.1 をリリースしてみた。

公開日| 2014年09月06日 | コメントはまだありません。
ポータブル TuxCards (日本語版) for Windows
ここで紹介している TuxCards のカスタマイズ版は、OulBookへ統合されました。 今後、TuxCards のカスタマイズ版が更新されることはありません。
もし興味がお有りの方は、OulBookのページを参照いただければと思います。

今回は、Qtを使ったTuxCards をカスタマイズしたので、公開したいと思います。

TuxCardsとは、
Qt を使った オープンソース(GPL)の、いわゆるアウトラインプロセッサです。
構造化されたツリーに対して、アイデアやメモなどの文書(画像も貼り付けることができます)を管理するソフトウェアです。
この階層化された文書は、1つのHTMLファイルへ変換することもできます。
主にLinuxで使われていましたが、Windows, Macでも動作します。 ただ、バイナリの提供がなかったのと、日本語への対応がないので、Linuxを利用されている方以外での利用は、かなり限定的かもしれません。

そこでは、今回は、このTuxCardsを日本語化、ポータブル化、および、Windows対応バイナリを公開したいと思います。

ここで解説している ダウンロードファイルは、OulBookページ の TuxCards Custom Package にて最新情報とともにダウンロードできるようになっています。

ポータブル TuxCards (日本語版) for Windows

このソフトウェアは、TuxCards (2.21) をベースに手を加えて、Windows対応にポータブル化を図ったものです。 TuxCards (2.21) がベースではありますが、手を加えているので、もし問題などありましたら、こちらのページのコメントに情報提供いただけましたら幸いです。
なお、本ソフトウェアによる損害など一切について、責任を負いかねますので、あらかじめご了解ください。

変更した内容

  • ポータブルに対応

    適当なディレクトリにコピーするだけですぐに使える、また、そのディレクトリ配下にすべてのファイルが存在すれば、どこにでも持ち運べるようした

  • 日本語の対応
  • CCactusBar の非表示

    オリジナル作者が好き?だったのだろうか、左に表示されていたいわゆるサボテンバーを非表示にした

  • テキスト編集画面の上部に、タイトル、有効期限の表示を追加
  • 画面のテーマにXPライクなテーマを指定できるようにした

    インストール先の 設定ファイル(.tuxcards)を編集することで、テーマを変更することができます。 ただし、Qt 4.8.6 で利用できるものに限定されるのた、XPのような画面か、Vistaのような画面かいずれかになります。

    [General]
    ...
    WidgetStyle=windowsxp
    ..

    WidgetStyle のキーを削除すれば、Qtが独自に判断し、動作しているWindowsに対応したテーマで動作しようとします。
    XPのようなテーマにしたい場合は、windowsxpを指定します。
    Vistaのようなテーマにしたい場合は、windowsvistaを指定します。

  • カード(要素)のデフォルトのアイコンを指定できるようにした

    各ツリー情報には、アイコンを指定できるようになっています。 何も指定しない場合は、ブランクとなり、何もアイコンは表示されません。 これを、何も指定しなかった場合のデフォルトのアイコンを指定できるにしました。
    また、インストール先の 設定ファイル(.tuxcards)を編集することで、デフォルトのアイコン画像を以下のように変更できます。

    [General]
    ...
    Default_Icon=default_icon.png
    ...

    Default_Icon のキーを削除すれば、オリジナルと同じ動作になります。アイコンに何も指定しなければ何も表示されません。 インストール先と同じディレクトリにある画像ファイル(png)であれば、なんでも指定できます。 また、png以外の画像フォーマットを使いたい方は、Qt画像プラグインファイル一式 をダウンロードし、解凍すると gif などの画像も使えるようになります。

  • スプリッターがある一定の幅からスムーズに動かなくなっていたのを修正
  • ファイルを名前を付けて保存した後、タイトルのファイル名が変わらないバグを修正
  • カード(要素)のプロパティ(アイコンなど)を変更してもファイルの変更とならないので保存できないバグを修正
  • LuaによるWZ Editor の .(ドット)形式のファイルからTuxCards用に変換するスクリプトをサンプルで提供

インストールおよび起動方法

  1. ポータブル TuxCards (日本語版) for Windows 本体 をダウンロードし、適当なディレクトリに解凍する。

    このとき、そのディレクトリに自由に書き込みができないと正しく動作しない。 たとえば、C:\Program Iles(x86)\TuxCards\ に解凍しても、そのディレクトリ配下は、管理者権限が必要なので、正しく動作しない。 C:\uty\TuxCards などの適当なディレクトリを作成し、解凍すると良いでしょう。

  2. png以外の画像ファイルを扱う場合は、Qt画像プラグインファイル一式 をダウンロードし、解凍する。

    もし、アイコンにpngファイル以外の画像ファイルを利用したい場合は、qt_images_plugins.zip をダウンロードし、 先のtuxcards_01.zip を解凍したディレクトリに解凍すると良いでしょう。

  3. インストール先のディレクトリの tuxcards.exe を起動する。

    上記で解凍したディレクトリに tuxcards.exe がありますので、エクスプローラからのダブルクリックなどで起動することができます。

ダウンロードファイル

ここで解説している ダウンロードファイルは、OulBookページ の TuxCards Custom Package にて最新情報とともにダウンロードできるようになっています。
GPLライセンスですが、オリジナルの作者へ改造していることを連絡していないので、 このソフトウェアに関するご意見、ご感想、問題等々ございましたら、こちらのページのコメントにいただけますようお願いいたします。

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