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GIMPでPaint Shop Pro(.psp)ファイルをGIMPネイティブ(.xcf)へ変換する

公開日| 2009年04月19日 | コメントはまだありません。
概要:
画像編集ソフトといえば、AdobeのPhotoShopでしょう。
しかし、筆者は、Paint Shop Proの愛用者です。Paint Shop Proも、Corelに買収されて以来、随分、エンドユーザ向けに変わってしまって、逆に、個人的には使いにくくなってきました。 そのため、いまだに、Ver7を愛用しています。

そろそろ、GIMPへの乗り換えを・・・と考えたとき、今までの資産であるPaint Shop ProのファイルをGIMP用に変換したいと考えましたが、結果的に失敗しました。

Wikipediaでは、GIMPでは、pspファイルに対応しているとの記述はあったのですが・・・・実際には、筆者が思っていたようには、読めなかったです。

そこで、いくつかの検証を行ったので、同様にお困りの方がいれば、ご参考までに。

GIMPダウンロード:http://www.gimp.org/downloads/
実証結果について
実際に、PSPファイルをGIMPに読み込ませたときの結果を以下の表にまとめておきます。
実際にいろんなバージョンを試した結果、Ver5までPSPのレベルを落とすと、ほとんどうまくいくことがわかりました。(日本語の文字列をレイヤ名などに使っていない場合のみ)
そこで、失敗の原因が、どのあたりにあるのかを再確認するため、PSPファイルについては、Ver7での検証を行った。
※GIMPのバージョン:V2.6.6

ベクタレイヤの有無 レイヤ名に日本語 GIMPでの読み込み結果
×
× ×
× ×
この結果からも、日本語の文字列とベクターレイヤがなければ、うまくいくことがわかると思います。
さらに、PhotoShop形式のPSDへ変換した場合は、日本語のレイヤ名があってもうまくいくこともわかりました。
※この変換を行ったとき、ベクターレイヤは、ラスターレイヤへ変換されてしまうので注意。

今回、Ver7で試してみたが、おそらくは、上位バージョンでも同じような結果ではないかと思います。
もし、試された方がいらっしゃれば、コメントをいただければ幸いかと思います。
GIMPは、基本的にベクター画像の編集ソフトではないので、個々のベクター画像を扱えないのも当然といえば、当然かもしれないと思い至りました。

ただ、Paint Shop Proの愛用者には、「このベクターレイヤがあればこそ」と思われている方も多いのではないか・・・と思うと、このGIMPへの乗り換え自体に無理があるのではないかとも思えてきました。

この記事を書くにあたり、以下の記事を参考にしました。
参照記事:http://registry.gimp.org/node/6377/
参照記事:http://www.pclinuxos.com/index.php?option=com_smf&Itemid=26&topic=31023.0;wap2


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