Notepad++ の XML日本語翻訳ファイル を更新してみた。(6.6.9対応)
Notepad++は、多言語に対応しています。
ユーザインターフェイスの文言は、すべて XMLファイル(インストール先ディレクトリ\localization) にて提供されています。
日本語の場合は、japanese.xml というファイル名で提供されています。
ただ、このファイルは、2013-11-08 (Notepad++ 6.5) に更新が止まっており、一部の文言が英語のままで表記されるようになっていました。
そこで、今回は、一部の日本語翻訳を行い、XMLファイルの更新を行ってみましたので、公開したいと思います。
Notepad++ のライセンスは、GPLです。
Scintilla のライセンスは、Historical Permission Notice and Disclaimer となっています。
変更した内容
- Notepad++ 6.6.8 に対応した。
最新バージョンは、Notepad++ 6.6.9 ですが、翻訳ファイルの更新はありませんので、Notepad++ 6.6.8への対応が、Notepad++ 6.6.9への対応となります。
- Shift JisからUTF8へコード変換を行った。
今までの文字コードがShift Jisとなっていたので、UTF8へ切り替えました。
Shift Jisが良い方は、文字コードを変換して、先頭のXMLタグのencodingを"Shift_JIS" へ変更すれば、今までどおり、Shift Jisとして使用できます。
インストールおよび起動方法
- 本家から Notepad++ をダウンロードし、適当なディレクトリに解凍あるいはインストールする。
ここで提供しているファイルには、Notepad++本体が含まれていません。
そのため、Notepad++本体がインストールされていることが前提となります。
ZIP,7z版の場合は、適当なディレクトリに解凍します。インストーラ版の場合は、インストーラを起動してインストールしましょう。
- 先のダウンロード先 から、ダウンロードし、解凍する。
ダウンロードしたファイルをNotepad++本体の インストール先ディレクトリ\localization に解凍します。
既にNotepad++ を起動し、日本語設定にしている場合は、インストール先ディレクトリ\nativeLang.xml があると思います。
これを削除し、解凍したファイルを インストール先ディレクトリへコピーし、ファイル名を japanese.xml → nativeLang.xml へ変更します。
- 解凍を終えたら、Notepad++ を起動する。
Notepad++を起動したら、日本語の設定をまだ行っていない方は、
メニューの [ Settings] - [ Preferences ] ( [ 設定] - [ 環境設定 ] ) で環境設定画面を表示し、
[ General ] ( [ 全般設定 ] )タブの [ Localozation ]( [ 言語 ] ) にて、日本語を選択します。
設定を終え画面を終了したら、Notepad++の再起動を行います。(概ね、再起動しないでも切り替わりますが、すべてではないようです。)
日本語の表記が更新されていない場合も、上記の言語設定を 日本語 → English → 日本語 と再切替を行うと、うまく表示できる場合があるようです。
再起動したら、あるいは、日本語の設定ができていれば、
以下のように日本語の表記になっているでしょう。
既知の問題、あるいは、未対応の内容
ここで翻訳した英語も完璧ではないので、もし、変だなと気づかれた点があれば、コメントでご連絡いただけるとうれしいです。
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